活動写真好きの中活動。
今まで見た映画の感想やらツッコミやらを綴ったものです。 特にアジア映画に力を入れて観ております。
不出北京,走遍世界
ジャジャンクーの「世界」を見た。

北京にある「世界公園」が舞台の青春群像?映画。
一日あれば世界を回れるというのがうたい文句のこの公園、
しかし、その中で働く人たちはどこにも行けず、いわば
偽の「世界」に閉じ込められているような生活。

20代半ばの桃(タオ)は太生(タイシェン)とつきあってるが、結婚にも踏み切れず、漠然とした明日への不安を胸に生きている。
そうこうしてるうちに、元カレ、親友はホントに世界に出て行っちゃう訳で・・・
好かない後輩までも色仕掛けで自分のキャリアアップを図り居場所を確保しはじめるのであるよ。
タオ姐さんもこの「世界」から出たい。
タオの世界のすべてだと思ってたタイシェンが、
実は彼女の心から離れていたことを知り、彼女がどうしたかというと・・・?

創造あれば破壊もつきものね。

さて、この映画の見所を羅列しときます。

・冒頭から「チェーヨンばんそうこー(聞き取れなかった)
バンソウコ貸して!」と長回しで連呼する主人公。
・おろしや国から来たダンサーの元締めみたいなのが彼女らのパスポートを取り上げてしまう。
灰色の雰囲気がして胡散臭い。
そして彼女らも世界に閉じ込められる。
・出稼ぎ来る人はホントにクルクル巻いたお布団持参で来るんだな!
・和服がしわしわ、ズンダラリー!
・結婚するなら焼身自殺を図る青年と!
・学校前の屋台に3元・・・ツケにできるんだ、向こうの屋台。
・中国で「緑色の帽子をかぶる」でコキュ(浮気されてる夫)の意味になるんだが、主人公のタオは緑色の衣装を多く身に付けていた。これもタイシェンの浮気を暗示してるものなのかしら?
・警備員が盗んじゃだめだろ!それで淡い恋もジエンド。

日々変化する中国の痛みがてんこもりで、楽しい気分で映画を見たい人は別の日にこれ見るといいよ。

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